ゼミでの研究内容
当ゼミでは、安心安全な生活を確保するための環境調和材料の開発として、生物模倣材料や生物模倣プロセスを利用した自己組織化材料、自然由来材料を利用したマテリアルデザインによる新しい知的材料の開発を目指しています。
今までに、自己組織化材料として、マリモアパタイト、アパタイト被覆二酸化チタン光触媒、デンタルホワイトニング材料等を開発し企業との共同研究により商品化を実現してきました。
また、自然由来材料では、竹炭や籾殻炭を用いた、バイオエネルギーや環境保全を目的に、水溶液中の金属イオンの吸着等特性等の研究を行っています。 さらに、地球上の鉱物資源を生かした環境保全材料として、ディオプサイドに注目し、リン吸着能を有するディオプサイドや、虫歯の修復材料としての研究を進めています。 4年生は、以上のような材料に関する卒業研究を通して、学会発表、論文発表を積極的に行っています。